課題ファーストな生き方
あらゆることが日々進化し便利になっています。さまざまな分野で人が何かを変え続けているからです。(彼らがつくり出した負の側面を捨象するとして)国や自治体、企業や法人を活用した人、あるいは組織に組しない個人が主体的にもしくは意識せず活動するなかで日々工夫し創造しています。
ここで、社会の一員として実存する自分はいま何をすればよいのかを考えることは当たり前のことだと気付きます。どのような場面に身を置いたとしても、自分の触れるものを、もっと質を高め、もっと迅速に、かつより合理的に行うのかに気を配らなければならないし、また、世の中にない価値を生み出し、何かを変えていくことを考えていかなければならないのだという結論にたどりつきます。
社会の一員として、人として生きているかぎり本能として、日々問題点を発見し、課題化し、それらをどのように解決していくのかについて思いを寄せ、解決策を発見して行動し成果を挙げて行かなければならないのかもしれません。
毎日一つでも、これはこうしたほうがよい(かもしれない)、どうすれば解決可能なのか、そのためにどう行動すればよいのか、というアプローチを忘れないことが大切です。
そもそも人は無意識もしくは意識的に
- 自分は何者なのか
- 何をやりたいのか
- 何ができるのかを
について、心の声に耳をそばだてている生き物だと思います。
その答えを得るプロセスである程度の答えを得て、そのときどきの居場所をみつけながら生きています。
そこでは、
- 自分や自分の周りはどうあるべきか
- 何が違うのか
- どうすればよい方向に変えられるのか
を考え行動している筈です。
生活にしても仕事にしても、多かれ少なかれ人がそうした行動をとっていることを認識し、その活動をより効果的に行うことができれば、よりよい環境をつくり出せると考えています。
「いまあること」を改善し、また、「いまないこと」を生み出すためには、少なくとも
- 感性を研ぎ澄まし物事に当たる
- 良心に従って行動する
- 経験や知識を体系化し何が得意で何が不得意なのかを認識する
- 優先順位をつけて足りないところを補足する
- たどりつかなければならない目標を明確にする
- 常に問題を探し課題を解決する
ことが必要ですね。
より具体的にいえば、よく引き合いに出すASCS(アスクス)のフレームワークを使います。
- どこにいくのか(到達点=Attainment)
- 現状はどこにいるのか(現状=Staite)
- 到達点と現状のギャップはどのようなものか(乖離の確認=Confirmation)
- ギャップを埋めるためにはどのような課題があるか、課題を解決するためにはどのような解決策があるのか(解決策=Solution)
- どのように計画すればよいか(以下PDCA)
- どう行動し対応していけばよいか
という流れをつくるのです。
日々、当日のミッションを確認し、試行錯誤し迷いながらも何かの学びを得た、小さなことでもよい、何かを変えられた、今日はこれを成し遂げたという達成感をえられるよう生きられれば、自分の役目を果たせるとともに成長できて素敵だなと、いまさらながらに思っています。